「雑誌の情報」

先日ある雑誌の特集に『歯医者のウラ側』というのがあると知り合いの先生に教えられ読んでみました。内容は歯科の業界を良く調査して書かれており大変感心致しました。歯科医師やクリニックなどの一般的な情報を知ることができ、クリニック選びをする上でもとても有用なポイントがよくわかります。

また、将来歯科治療に有益であるような製品や技術の情報もありました。その中で特に私が注目したのは、歯の内外を詳しく見ることが出来る『顕微鏡』による治療、『レーザー』の応用、ペースト状の材料を使用した歯型取りが不要になる『口腔内スキャナー』、『3Dプリンター』などで、今後急速に普及することを願っております。

何故なら、これらの製品や技術によって治療と技工物の精度が上がり、我々患者側の身体的負担と治療時間が減少されるようになります。当然ながらこれらはインプラント治療にも応用できます。一方、クリニック側の視点から見ると、これらの機器を導入するにはそれ相応の投資が必要なため、全てのクリニックが一様に導入出来ることでは無いようにも思えます。とすれば、私達は自分の目と耳でこうした最新治療を受けられるクリニックを探す努力を怠らないことが自分や家族の健康を守り、継続して快適な生活を送る保証を得る事に繋がりるのではと考えます。

最後に、この雑誌の特集のインプラントの価格に関する記述について一点だけ、誤解を生まないようにお伝えしたいことがあります。本文中に2大メーカーのインプラントの単価にが10万から20万円、韓国製のコピー品は数千円とありました。これは、韓国製にかかわらず低価格帯のインプラントメーカーとの比較であると思いますが、この価格がインプラント体(ネジの部分)と支台の価格(上物の歯の価格を含まない)であるとしたら、この2大メーカーの価格は実際より大きいと感じています。それらの詳細がクリアであればもう少し良く理解できたのではないかと思っております。

一方、メーカーの製品比較において金額も重要な要素ではありますが、大手メーカーと新興のインプラントメーカーの比較をを正しく理解するために、むしろ注目していただきたいのは長期予後の安全性です。つまり、インプラント治療後お口の中でそのインプラントが長期間問題なく機能していると証明できるデータが有り、それをきちんと公表しているメーカーの製品であるかという点が重要なのです。

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