「データは自分で」

今回のテーマは『自分の治療データは自分で保管しましょう!』という話です。

先日友人から、歯の骨の中に自分の歯が埋没しており、それを抜歯したいとの相談が有り、この方の地域の知り合いの先生を紹介いたしました。たまたまこの方は、以前の歯医者さんで撮影されたご自身のX線写真の写メを持っておられたましたのでそれをご紹介先の先生にみていただき治療をお願いしました。当然、ご紹介先のクリニックでは、初診時にもう一度X線や問診など通常の手順を踏み、その後抜歯をされてうまくいきました。もう一つのお話ですが、インプラントが抜けたという知人にその地域で多くの症例をされている先生をご紹介しました。ご本人から先生にご自身で現状をお話しされたようです。しかしながら、ご本人が説明したお話とは少し違い、ご紹介先のクリニックで以前の施設で行われたインプラントに関する手術跡がみつかり、お話を聞いた以外にインプラントに必要な手術をしていた事がわかりそれにも対応されたようです。

私自身は自分の手術の日や、使用した製品、X線写真の情報をクリニックでいただいて保管しています。特に使用した製品の情報は非常に大事です。何か会った時にパーツなど治療に必要な情報がすぐにわかります。特にインプラントはほとんどの製品は似通っています。また、製品そのものが小さいので本体にパーツ番号など書いていないし、歯の骨の中に入っていれば本体の形状が見えません。X線でも非常に判別しにくいものです。

ですから、クリニックにあるこうしたデータをご自分で保管していれば、非常時や、再手術などや他のクリニックで治療をしてもらう時には大変役立ちます。私は必需品であると思っています。現代はX線情報はデジタル化されていますので、私達はそれをコピーしてもらえば良いことなのでお願いすればいただけます。こうした情報は、セカンドオピニオンをもらうにも最適であると思います。

自分の身は自分で守る事にも繋がりますので、是非ご自分の治療データを何らかの形で保管しましょう。

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