「インプラントは高い?」ー その2

前回からの続きです。多くの先生が歯科医であると同時にご自身のクリニックの経営者であり、クリニックの将来を考えないといけない事業主としての立場にあります。歯科専門の経営塾セミナーは、先生方が経営者として論理的にクリニックの持続成長を考えることを指導します。前回のコラムの事例のように、経営者の観点で理事長もしくは院長先生がインプラント治療より他の治療の方が経営的に有効だと考えることも当然有るとと思います。将来的にこのような施設が増えてきますと、インプラント治療はさらに専門化され、経験値の高い施設に集中するでしょうし、そこでインプラント治療をされている先生方の手術手技はさらに洗練され、高度化して行くでしょう。

そうしますと、これまでの話から我々患者が学ぶべき事はインプランの施設をどのように選ぶかです。ズバリ申し上げて、それはインプラント治療経験の多い先生がいる施設を選ぶことに尽きると思います。臨床経験が多いほど、成功例も失敗した際のリカバリー方法も蓄積されていると思います。まして、インプラントが適用かどうかの事前の判断、どのようなインプラント手術をすべきか、などの重要な判断がキチンとできるからです。ネット検索で、それぞれの施設でのインプラント本数を調べられます。しかしながら本数の多寡だけでは無く、キーポイントはその施設のどの先生がどれだけの臨床例を経験されているかを知ることなのです。

我々患者は、より多くのインプラント手術をしている『施設』では無く『歯科医師』を選ぶ事が重要なのです。情報収集の際、このような視点で見ていただくことでより具体的な事が見えてくるのではないでしょうか?

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