「予防と洗口液」

今回は『予防と洗口液』のお話です。洗口液の効果について私自身が何年も使用してきた実感と感想をお話したいと思います。

インプラント治療後のメインテナンスは、インプラント周囲粘膜炎を予防するために大変重要です。ひどくなりますとインプラント周囲炎となり、その治療方法は色々考えられていますがまだこれと言って確立されたものがあるわけではありません。症状が悪化すると、最終的には折角埋入したインプラントそのものを抜いて改めて骨を作り直した後、再度インプラントを埋入する手術をしなくてはならない場合もあります。

さて、こうしたことを予防するには、クリニックで定期検診を受ける事と、自分で口腔内ケアを行う事の2つしかありません。自分でできることとは、日常の歯磨きに加えてデンタルフロスと洗口液(マウスウォッシュ)を使う方法が一般的です。

私もこの3つの組み合わせを勧められて何年も行ってきました。洗口液についてですが、2年ぐらい前から、薄めて使うタイプから薄めないで使うタイプ、それも効用を絞った洗口液をクリニックで勧められて使用しています。こうした自分で行うケアは最低1日に2回は行います。その結果ですが、1年ぐらい前から定期検診の時に歯垢染色剤を使ってどれくらい歯垢が付いているか見せていただくのですが、結果が大きく違うようになりました。また、直近の3回ぐらいは同じ良い結果です。

個人の感想としては、薄めて使うタイプの洗口液から薄めずに使う洗口液に変えただけでこのような効果が現れたと思っています。学術的なデータをもとにお話をしているのでは無いのですが、希釈するタイプは個人の薄め方によって濃度が変わってしまいますが、希釈しないタイプの方は使う度に濃度が一定ですのでその効果が担保されるのではと考えています。

インプラント治療後の自分で行う予防は大切ですから、こうした歯ブラシ、フロス、洗口液の3点セットの使用をお薦めします。是非取り入れてみて下さい。

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