「インプラント治療にかかる日数」

今回は、インプラント治療にはどれぐらい日数がかかるかを考えてみましょう。まず、インプラントの治療日数をどうとらえるか?ですが、治療を始めた時から、仮歯を入れ、様子を見た後、ずっと使用する歯を入れるまでと考えるのが良いと思います。インプラントを入れた後は、3ヶ月から4ヶ月に一度は定期検診に行くことになりますが、これはメインテナンスとして生涯続きますので、治療日数とは別と考えます。

では、インプラント治療そのものにはどれくらいの日数がかかるか?ですが、簡単に言ってしまえば数か月です。数ヶ月というのは、その方の治療する歯の本数とお口の中の状態(歯や歯肉や骨などの状態)によるからです。例えば歯周病がある方は、それを完全に治療してからインプラント治療を行うことになります。そのため、インプラント手術自体は数時間かそれ未満で済みますが、事前の治療に日数を要します。また、骨の状態が良くない場合は、インプラント埋入をする土台となる骨を増強するために数ヶ月を要します。こうした事前治療をしないでインプラント治療を始めますと、後に種々の問題が発生するリスクがあります。特に歯周病の事前治療は必ず必要で、これを怠るとインプラント周囲粘膜炎、ひいてはインプラント周囲炎という、まだ治療方法が確立されていない疾患を引き起こす原因になりかねません。

結論としては、インプラント治療は時間をかけて治療するものであると認識すべきだと思います。歯がすぐに必要であるという場合を除き、すぐに歯が入るという予談を持たずにクリニックに行かれる事をお勧めします。

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