「デジタルへの流れ」をちょっと。

近年の20年間ぐらいで医療は大きく進歩してきています。それにはコンピューター、特に個人使用の普及と性能の向上、それに伴うアプリケーションの開発が大きく貢献しています。時代はデジタルと言われていますが、実際にどのように普及しているかを考えますと、コンピューターの最も利用価値の高い部分、つまり、高速な演算機能を用いた解析とシミュレーションが活用されていると思います。とてもわかりやすい例として、(一般家庭に広く普及している)任天堂やソニーのコンピューターゲームは、初期と比べて格段に性能が向上しています。それは、画像の良さや動きなどを考えていただければ進歩がイメージしやすいと思います。では、医療、特に歯科医療での実用例を見てみますと、画像をより細かくデータ化する、次にそれを元に治療のシミュレーションを行い治療計画を立てる、と言うのが『デジタルへの流れ』です。

最近の海外の権威のある学会においてもこうした流れは顕著であるようです。特にインプラント治療にでは、『デジタルへの流れ』がより加速されていると聞いています。これは特にインプラント治療においては手術に使用するガイドと呼ばれる方法が日々進化発展していることを意味すると考えています。今や、このガイド機能を使用しないインプラント手術が少なくなってきているのではないかとさえ思います。これは、術者と患者様双方に多大な恩恵を与えてくれます。事前にデータに基づいた診査診断を行い適切な手術方法と埋入するインプラントを計画し、手術日当日に備える訳です。ですから手術を受ける側と提供する側の両方に確実性を与えます。また、それはより多い安心と安全につながります。

インプラント治療施設を選ぶ時には、インプラント手術数も一つの目安にはなるかもしれませんが、ガイド手術を行っているかも選択条件の一つに入れる時代になったのではないでしょうか?

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